食用の岩塩は、クセの強い羊や牛肉などの料理、デミグラスソースなどの濃厚なソースに使用します。

岩塩

 

岩塩とは海で採れる塩ではなく、山で採れる塩の種類です。

 

その昔海底だった土地が地殻変動により地上に隆起し、長い年月をかけて干上がる事により海水の塩分が結晶化したものです。
無色や白色の淡い色のものが一般的ですが、紫色やピンク色等のきれいな色をした岩塩もあります。

水分が蒸発することにより塩分濃度が濃い純塩化ナトリウムで、ミネラルがほとんど無く、栄養面では海塩に劣ります。

 

調味料としての岩塩

 

岩塩が取れる石

岩塩は世界的には一般的な塩の調味料として使われています。
岩塩を水で溶かして天日干しや釜炊き等して生成し、「真っ白で徴粒なヨード添加精製塩」として流通しています。岩塩にはミネラルが不足しているため、甲状腺に異常を起こすことが判明してからは、岩塩を食用の塩として流通させる場合には、ヨード添加が法律で義務付けている国が多くなりました。

 

しかし、一概にミネラルが少ないわけではなく、産出する場所によってはミネラル分が多い層があることもわかってきています。
しかし、岩塩を産出する国のほとんどが雪の融雪剤や美容用品等として岩塩を使用することが多く、食用として岩塩を使用している国はごく少数です。

 

岩塩の活用法

ヒマラヤの岩塩は日本でも美容入浴剤として流通しているものもあります。

 

食用として流通した岩塩は、癖の強い羊や牛肉などの料理や、デミグラスソースなどの濃厚なソースに使用します。レストランなどでは料理により海塩と岩塩を使い分けているところもあります。
日本は海に囲まれている土地柄から、太古より製塩が盛んなため、岩塩はそれほどメジャーではありません。

 

日本で岩塩を採る習慣が無いため、海がない内陸部では昔は塩が貴重品でした。現在でも日本で岩塩は産出されておらず、輸入も少ないので、手に入れることは難しいでしょう。

 

食用の岩塩が手に入ったとしても、海塩に慣れている日本人の舌には合わないことがほとんどです。