人間が必要とするミネラルの量とその役割

人間が必要とするミネラルの量とその役割(1)

人間が必要とするミネラル、必須ミネラルは16種類あります。

 

厚生労働省で摂取基準が指定されているものは13種類あります。
現代人が不足しがちな栄養素で、食品などで摂取する必要のあるミネラルです。

 

摂取量の差で、主要ミネラルと、微量ミネラルに分けられています。

 

人体に必要なミネラルとその必要量

 

成人男子30歳の場合

 

主要ミネラル
  • カルシウム Ca  650mg
  • リン    P  1050mg
  • カリウム  K  2000mg
  • イオウ   S  (規定なし)
  • ナトリウム Na  600mg
  • 塩素    Cl (規定なし)
  • マグネシウムMg  370mg

 

 

微量ミネラル
  • モリブデン Mo   25㎍
  • 銅     Cu    2mg
  • 亜鉛    Zn    9mg  
  • クロム   Cr   40㎍
  • 鉄     Fe    7.5mg
  • マンガン  Mn    4mg
  • ヨウ素   I    150㎍
  • セレン   Se    25㎍
  • フッ素   F     31mg

 

 

主要ミネラルの働き

 

カルシウムの働き

歯、骨を作り、筋肉の収縮、神経伝達、ホルモンの分泌、精神を安定させる働きがあります。
日本人は不足しがちなミネラルです。

 

リンの働き

カルシウムと共に、骨や歯を作り、DNA,RNAの成分です。
エネルギーの代謝にかかわり、疲労回復、細胞の成長、血液のPHバランスを保つ役割をします

 

加工食品などに多く含まれ、過剰摂取気味のミネラルです。カルシウムとのバランスが重要で、
リンがカルシウムの摂取よりも多いとカルシウムの吸収を妨げます。

 

カリウムの働き

ナトリウムと共に細胞内の浸透圧を一定に保ち、血圧の上昇を抑制し、むくみの解消効果があります。

 

イオウの働き

骨や皮膚、髪の毛、爪を作ります。
たんぱく質の中に存在しており、とくに動物たんぱく質に多く含まれています。
解毒作用、酵素を活性化します。

 

ナトリウムの働き

カリウムと共に、細胞内の浸透圧を調節します。胃酸の成分となり、血液の酸とアルカリの調節をする働きがあります。
筋肉や、神経の働きに関与しています。

 

塩素の働き

胃の中で胃液の材料となります。胃の中を殺菌する作用があります。
血液のPHや、浸透圧の維持に関与しています。
肝臓の機能を助け、体内の老廃物を除去します。
ペプシンを活性化させて、たんぱく質の消化を促します。

 

マグネシウムの働き

骨や歯を作り、抗ストレス作用があります。筋肉が正常に収縮するために必要です。血管が正常に機能するため血圧の調節をし
動脈硬化の予防をします。