人間が必要とするミネラルの量とその役割(2)

人間が必要とするミネラルの量とその役割(2)

ミネラルの役割①で少し触れましたが、人間の体内に存在する量がきわめて少ないですが、
一日あたりの必要所要量が100mg以下のミネラルを微量ミネラルと言います。

 

その働きとは。

 

微量ミネラルの働き

 

モリブデンの働き

酵素の働きを促進し、代謝を助け老廃物を排泄します。
鉄の利用を促進し血液生成を助けます。
体内で銅が、過剰にならないように排泄します。
過剰に摂取すると、銅不足となります。

 

銅の働き

赤血球をつくる鉄の吸収を高め、貧血の予防をします。
過酸化脂質の生成を抑制し、老化や動脈硬化の予防効果があります。
特に子供の成長に重要で、不足すると発育障害が起こります。

 

亜鉛の働き

精神安定、免疫力向上、記憶力の向上、デトックス効果、生殖能力の向上、等があり、酵素が正常に働くために必要です。
たんぱく質の合成に必要で、育毛効果、肌のターンオーバーを向上し、美肌効果、もあります。
ビタミンC、動物性蛋白質と共に摂取することで、収集率が高くなります。

 

クロムの働き

インスリンや、ホルモンの分泌を促進し、血液をサラサラにして中性脂肪、コレステロールの値を下げる作用から生活習慣病の予防効果があります。
また、脂肪を燃焼し、筋肉を増やす効果があり、ダイエット効果があります。

 

鉄の働き

赤血球をつくる成分で貧血を防ぎます。
鉄不足の人は多く、とくに性女性の5人に一人は鉄不足と言われています、ビタミンC,葉酸、ビタミンB12と同時に摂ることで、吸収率がアップします。

 

マンガンの働き

酵素の生成や、働きを助け代謝を活性化し、エネルギーを作るのを助け疲労回復効果があります。
骨、歯の形成を促進します。
マンガン不足で、愛情をコントロール神経が、正常に働かなくなり、母親が赤ちゃんに対して愛情が欠乏する研究結果が出ています。
不足すると、生殖機能障害がおこります。

 

ヨウ素の働き

甲状腺ホルモンによる新陳代謝を促し、血行促進効果があり、脂肪の燃焼を促進します。
皮膚、爪、髪の毛の生成を活発にし、美容効果があります。
海藻などを良く食べる日本人には、あまり不足しないミネラルです。むしろ過剰摂取に注意すべきですが、健康ならば過剰なヨウ素は排泄されますが、常に過剰では過剰症も考えられます。

 

大豆には過剰なヨウ素による中毒症状を防ぐ働きがあり和食を食べている場合、海藻類と同時にみそ、豆腐などの大豆製品も多く食べるので、バランスがとれていると言えます。

 

セレンの働き

強い抗酸化作用から、アンチエイジング、生活習慣病の予防、ガンの予防効果があります。
有害なミネラルの水銀と結合し、無害な成分に変え、デトックス効果があります。
精子の生成に関与し、精子の数を増やします。

 

フッ素の働き

歯、骨を強くし、虫歯の予防をします。骨密度を増加させ、骨粗鬆症の予防効果があります。