塩分の摂取不足は、血液による脳への酸素の供給量等が減少し、めまいやふらつきを引き起こします。

摂取不足が引き起こす病気

 

塩

塩分は体内に摂取するとナトリウムという栄養素に変化し、体を健康に維持していくために必要なミネラルになります。

 

ナトリウムは成人の場合、約50gが血液やリンパ液や消化液などの細胞外液にあり、約40gが骨の中にあり、約10gが細胞内の体液にあると言われており、体内の塩分濃度を調節したり、血液を浄化したり造血したりなどして新陳代謝を活発にしたり、血液内のph値を調節したり、栄養を消化や吸収するための補助を行ったり、神経伝達や筋肉の収縮の補助をしたりなどの働きをします。

 

塩分の摂取不足が続くとおこる病気や症状

 

めまいやふらつき

塩分摂取不足によりナトリウムが不足してしまうと、体内の塩分濃度を保とうと汗や尿などからのナトリウムの排出を抑えてしまいます。
それと同時に体内のナトリウムの量にあわせて水分量が減少してしまい、その結果血液の量が減少してしまい、血液による脳への酸素の供給量等が減少し、めまいやふらつきを起こしてしまいます。

 

食欲が無くなる・脱力感がとれない

塩分摂取が不足すると、血液やリンパ液や胃液などの消化液も少なくなります。
そのため食欲がなくなってしまい、食べられないことによって栄養不足を起こしてしまいます。
すると体の身体機能が衰えてしまい、体がだるくなるなどの脱力感が取れなくなってしまいます。

 

脱水症状や筋肉異常

塩分摂取の不足が続いてしまうと体内に水分を留めておくことができなくなります。
体内のナトリウムの量に応じて体内の水分量を調節しようと、尿や汗により体外に水分が放出されてしまい、結果として脱水症状を起こし、夏場など暑い時期には熱中症を引き起こしてしまう可能性があります。

 

また、体内の塩分濃度が薄くなると筋肉への伸縮信号に異常が生じてしまい、足をつってしまったり、痙攣が起きてしまったりなどの筋肉異常を起こしてしまいます。

 

精神障害や昏睡症状

塩分摂取の不足が続いている状態で、水を大量に飲んで、体内の塩分濃度が一気に下がってしまうと、脳への神経伝達が正常に働かなくなり、意識障害精神障害がおき、ひどくなってしまうとこん睡状態に陥る可能性もあります。

 

塩分不足もいけませんが、塩分過多でなる病気もあるため、適度な摂取を心がけると身体に良いでしょう。